家族葬で喪主が知っておくべき挨拶について

一般的なお葬式では、必ず喪主が会葬者に対して参列してくれたことに対するお礼の挨拶をしますが、それでは近親者のみで行われる家族葬なら、そんな堅苦しい挨拶などしなくても良いのでしょうか。そう思われがちですが、実のところ喪主からの挨拶はしなくてはいけません。ただし、まったくの同居家族のみで行う場合には、喪主からの挨拶を省くことも可能です。

次に挨拶が必要となる場面ですが、最初はお通夜が終わった時になります。そして最後が告別式も終わり火葬の場所に向かうときです。ただし、宗教や地域の違いで通夜振る舞いの時や精進落としの時にする場合もあります。ちなみにこの精進落としですが、現在では火葬当日に初七日まで済ませてしまうことが多くなっています。どんな時に挨拶することになるのかは、葬儀社と事前に相談しておく必要があります。

それではそれぞれの場面での挨拶はどのようになるのでしょうか。まずはその宗教によりますが、僧侶や神主、神父などに挨拶をしておきます。次にお通夜が終わった後になりますが、参列していただいたことへのお礼を述べ、通夜振る舞いを用意していることを伝えます。通夜振る舞いが始まる時にも開式の挨拶が必要になりますし、当然、終わる時にも閉式の挨拶をします。そして告別式でも終わった後に喪主は挨拶をしなくてはいけません。これは、参列していただいたことに対するお礼と、告別式が無事に終了したことを伝えます。さらに出棺の時にも挨拶があります。また、精進落としの開式と閉式の時にもそれぞれ始まりと終わりの挨拶をしなければなりません。家族葬とはいえセレモニーである以上、これらの挨拶を省くことはできません。その為、すべてのことを事前に葬儀社と打ち合わせをして予定表を用意しておけば、当日滞りなく進行するでしょう。